極稀にですが、すごく苦い個体にあたるズッキーニ。

苦いのは毒が原因で食べるのは危険ですが、知らずに食べた場合の症状や対処法について知っておきたいところ。

また苦味がないズッキーニでも、食べ過ぎは危険なのでしょうか?

当記事ではズッキーニの毒性と食べた場合の対処法、食べ過ぎの危険性についてまとめていきます。

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ズッキーニが苦い原因は毒だった!

ズッキーニに限らずウリ科の野菜・果物は苦い成分「ククルビタシン」が大量発生する可能性があり、この成分には毒性があります。

ウリ科の野菜・果物はズッキーニ以外に、きゅうりやかぼちゃ、そしてメロンなどがあり、苦みとは無縁な甘い果物も苦くなります。

ククルビタシンはヘタの方に多く含まれていて、強烈な苦みと渋みが特徴。

厄介なのが毒性が増える原因が未だに解明されていない点で、スーパーで買った野菜・果物も極稀ですが毒性が強いククルビタシンが含まれている可能性があるのです。

 

ククルビタシンを大量摂取すると、

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 舌の痺れ

などの症状が現れ、悪化すると下痢・嘔吐が続くことによる脱水や、めまいなどの症状も出るため毒性は強いといえます。

 

ククルビタシンが多く含まれている野菜・果物の特徴として分かっているのは

  • ウリ科の野菜・果物
  • 食べると苦い

という2つだけで、見た目に違いはないので購入時に毒性の有無が判断できません。

 

ただ私も何度か苦いきゅうりに遭遇したことがありますが、ククルビタシンの苦みは我慢できるレベルではなく、一瞬で違和感を覚える苦さです。

気づかず食べれる人はいないと思うので、「苦い!」と思った時は食べずに処分してください。

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苦いズッキーニを食べた場合の対処法は?

一口二口程度なら食中毒になる危険性は低いですが、苦いズッキーニをたくさん食べた後に症状が現れた場合、行うべき対処法はこちらです。

  • 安静にして回復を待つ
  • 下痢や嘔吐が続く場合、水分を少量ずつ30分~1時間おきに摂取する
  • 症状がひどい場合、医療機関に連絡して受診する

 

ククルビタシンが原因の食中毒は対症療法になるので、毒素が体外に出切るのを待つしかありません。

症状が悪化しないように水分摂取を心がけ、それでも改善しない場合、脱水がひどくなる前に医療機関にかかりましょう。

 

食中毒の症状は数日で回復しますが、最悪命の危険もあるため”苦いウリ科の野菜は食べない”という選択肢を知っておくことが大切です。

少量なら症状は出ないので、ウリ科の野菜・果物を調理する時は事前に少し舐め、苦味を確認しておくと安全だといえます。

 

苦くないズッキーニでも食べ過ぎは危険?

ククルビタシンを多く含むズッキーニは強烈な苦味があるので食べるのを避けられますが、苦くないズッキーニにもククルビタシンは少量含まれています。

そのため苦くないズッキーニでも、食べ過ぎると食中毒症状を引き起こす危険性はあります。

 

何本から食べ過ぎになるのかは個人差があるので一概に「○本」といえませんが、1,2本を一人で食べる程度なら安全なので、気にし過ぎる必要はありません。

さすがに一人で5本も10本もズッキーニを食べることはないとは思いますが、万が一食べ過ぎの恐れがある場合には注意してください。

 

またククルビタシンはズッキーニをはじめウリ科の野菜や果物に含まれている成分なので、

  • きゅうり
  • かぼちゃ
  • 冬瓜
  • メロン

などズッキーニ以外の野菜・果物でも食べ過ぎると食中毒のリスクは高まりますし、これらを同時に食べるのも食中毒リスクを高める原因になります。

ウリ科の野菜・果物に毒があるのを忘れず、1回の食事では常識的な量を食べるようにしましょう。

 

まとめ

ズッキーニをはじめウリ科の野菜・果物にはククルビタシンという毒性の強い成分が含まれていますが、見た目では毒性の有無を判断できません。

ただ一口食べただけで強い苦みに違和感を覚えるので、無理して食べようとしなければ食中毒は予防できます。

食中毒になると対症療法で回復を待つしかなくなるので、苦いウリ科の野菜・果物は食べずに処分してククルビタシンの摂取を防ぎましょう。

 

また味に違和感のないズッキーニや、ウリ科の野菜・果物にもククルビタシンが僅かに含まれています。

ウリ科の野菜を食べ過ぎないように注意するのはもちろん、きゅうり+かぼちゃ+メロンといったようなウリ科ばかりの献立は避けるようにしてくださいね。

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