茹でたさつまいもは、生のさつまいもに比べ日持ちしづらくなります。
賞味期限は保存方法によって変わるので、正しい方法で保存し、少しでも長く美味しい期間をキープしたいところ。
野菜は冷凍保存すれば、かなり日持ちするイメージがありますが、茹でたさつまいもも冷凍保存すれば賞味期限が延びるのでしょうか?
当記事では茹でたさつまいもの保存方法、賞味期限についてまとめています。
茹でたさつまいも、日持ちする保存方法とは?
さつまいもを茹でて保存すると、そのまま食べたり調理に使えるので便利ですが、茹でたさつまいもは生の時と違い常温保存できません。
保存方法は冷蔵か冷凍になりますが、美味しいまま日持ちさせるにはコツがいります。
さっそく茹でたさつまいもの正しい保存方法を、冷蔵・冷凍別でまとめていきます。
冷蔵保存の手順
- 茹でたさつまいもの水気をキッチンペーパーなどで取り除く
- 冷め切る前にラップで包み、乾燥しないようにしてから冷蔵庫に入れる
冷蔵庫での保存方法は簡単ですが、冷め切る前にラップして保存するのがポイントです。
さつまいもは乾燥すると表面が硬くなり、再加熱しても柔らかくなりません。
水気を切った上で、さつまいもの熱が逃げ切らないうちにラップで包み、表面が硬くなるのを防ぎましょう。
ちなみに水気を残したままラップに包むと乾燥しにくくはなりますが、さつまいもが傷みやすくなる上に栄養も流れ出てしまうのでおすすめしません。
冷凍保存の手順
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- 茹でる前にアク抜きを行う
- さつまいもの中心まで柔らかくなるよう、しっかり茹でておく
- 粗熱が取れた後に使いやすいサイズに切り、保存袋に重ならないよう並べて入れる
- 冷凍庫に入れて保存
※1,2の手順を見る前にさつまいもを茹でた方は、3以降の手順で保存してください
冷凍保存する前のアク抜きは変色防止のためで、中心まで熱を通して柔らかくしたさつまいもは、解凍時の水っぽさや食感・味の劣化も少ないです。
冷凍した茹でたさつまいもは、凍ったまま調理に使えますし、解凍はレンジでチンするだけでOK。
しっかり茹でて冷凍保存したさつまいもは、美味しい状態を長時間キープできますよ。
茹でたさつまいも、冷蔵・冷凍保存別の賞味期限
冷凍保存、冷凍保存した茹でたさつまいも、賞味期限の目安がこちら。
- 冷蔵保存 → 保存後3日
- 冷凍保存 → 保存後1~2ヶ月
切る前の(生の)さつまいもは常温保存で3ヶ月ほど日持ちしますが、茹でたさつまいもは冷蔵だと3日、冷凍庫でも最長2ヶ月ほどしか持ちません。
さつまいもを日持ちさせるには、切らずに生の状態で保存するのが理想ですが、一度カットすると賞味期限は一気に短くなります。
カットしたさつまいもは生の状態と茹でた状態、どちらも賞味期限がほぼ変わらないので、次調理する際に使いやすい状態で保存しましょう。
保存後すぐ食べる予定がない時は冷凍保存がおすすめで、調理ですぐ使える状態にして冷凍すれば時短に繋がるはずです!
まとめ
茹でたさつまいもの保存方法は冷蔵・冷凍のどちらかで、常温保存はまったく日持ちしないのでNGです。
正しい方法で保存した時、茹でたさつまいもの賞味期限は冷蔵なら3日、冷凍なら最長2ヶ月ほど。
冷蔵保存の賞味期限はかなり短いので、今日・明日で余った分を使う予定がなければ迷わず冷凍保存しましょう。
ちなみに冷蔵保存後の茹でたさつまいもを調理で使う際、異臭や変色・粘りなどの異変が見られた時は、傷んでいる可能性が高いです。
⇒さつまいもの中が黒いorピンク色でも食べれる?変色の原因は?
賞味期限はあくまで目安なので、見た目やニオイに異変を感じた時は調理せず処分してくださいね。