豆苗やブロッコリースプラウト、かいわれ大根などスプラウト類の野菜は、見た目も味も似たり寄ったり。

でも再生栽培できるもの・できないものや、辛味のあるもの・ないものなど、それぞれちゃんとした違いがあります。

また見た目や味が似てる3種類のスプラウト類だけに、栄養価が最も高いのはどれなのか気になるところ。

当記事では豆苗・ブロッコリースプラウト・かいわれ大根、それぞれの特徴や栄養価の違いについてまとめていきます。


豆苗・ブロッコリースプラウト・かいわれ大根、違いは”何の新芽か”

スプラウト類の共通点は出たばかりの芽を食べる点ですが、芽が育つと姿形が全く異なる野菜へと成長します。

豆苗とブロッコリースプラウト、かいわれ大根が育つと以下の野菜になります。

  • 豆苗 ⇒ エンドウ豆
  • ブロッコリースプラウト ⇒ ブロッコリー
  • かいわれ大根 ⇒ 大根

 

成長後の野菜をみると、それぞれまったくの別物なので、当然新芽の時点でも味や育て方には違いがあります。

スプラウト類の違いが分からないのは、成長して個々の野菜としての特徴が出る前のものを出荷するからといえるでしょう。

 

味や再生栽培の有無も、豆苗・ブロッコリースプラウト・かいわれ大根で違う!

豆苗・ブロッコリースプラウト・かいわれ大根の違いの一つとして、味や再生栽培の有無も挙げられます。

味の違い

  • 豆苗 ⇒ 若干えぐみがある
  • ブロッコリースプラウト ⇒ 特徴のない草の味
  • かいわれ大根 ⇒ ピリッとした辛味がある

 

豆苗とブロッコリースプラウトは味の違いが分かりにくいですが、豆苗のほうがえぐみを感じやすいです。

また、かいわれ大根は辛味が特徴的な野菜なので、最も食べやすいのはブロッコリースプラウトかもしれません。

再生栽培の有無

  • 豆苗 ⇒ 数回できる
  • ブロッコリースプラウト ⇒ できない
  • かいわれ大根 ⇒ 1回だけできるかもしれない

 

同じスプラウト類でも確実に再生栽培ができるのは豆苗だけです。

豆苗は種に近い部分に成長点を持つため、切っても繰り返し成長できます。

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ブロッコリースプラウトやかいわれ大根の成長点は茎の先にあるため、1度切ると同じように成長する可能性は低いです。

かいわれ大根は1度なら再生栽培できる可能性がありますが、ブロッコリースプラウトの再生栽培は難しいです。

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豆苗・ブロッコリースプラウト・かいわれ大根、栄養価が高いのは?

まず3種類のスプラウト類に含まれる栄養をみてみましょう。

豆苗

豆苗は豆と緑黄色野菜、2つが兼ね合っているので栄養価も高いです。

中でも多く含まれているのが、ビタミンK・葉酸・βカロテン(ビタミンA)、ビタミンCの4種類。

疲労回復効果や抗酸化作用を持つビタミン類や、妊娠の時に必要になる葉酸が摂れる他、豆苗は豆類なのでたんぱく質も葉野菜と比べて多く含まれています。

ブロッコリースプラウト

基本的な栄養価は豆苗と似ていますが、ブロッコリースプラウトのみ含まれる栄養成分が「スルフォラファン」です。

スルフォラファンには解毒作用や抗酸化作用があり、糖尿病や肥満の予防に効果的とされています。

かいわれ大根

豆苗やブロッコリースプラウト同様、かいわれ大根もビタミン類を多く含む栄養豊富な野菜です。

かいわれ大根のみに多く含まれる栄養成分が、「イソチオシアネート」と「メラトニン」です。

イソチオシアネートは生の大根に含まれる成分で、がん予防に効果的とされており、メラトニンは強い抗酸化作用を持つため老化防止や生活習慣病予防に効果を発揮します。

 

 

豆苗・ブロッコリースプラウト・かいわれ大根の中でも、ブロッコリースプラウト・かいわれ大根は独自の栄養を含んでいます。

ただ栄養価が最も高いのは、大豆と緑黄色野菜の栄養を併せ持つ豆苗といえるでしょう。

 

そのため、少しでも栄養価の高い野菜を食べたい人には豆苗がおすすめです。

反対に特定の病気や症状を予防した人は、かいわれ大根やブロッコリースプラウトを選ぶようにするといいでしょう。

 

まとめ

豆苗・ブロッコリースプラウト・かいわれ大根の大きな違いは”何の新芽か”ですが、3種類のスプラウト類は味や再生栽培の有無にも違いがあります。

また栄養価が最も高いのは豆苗ですが、ブロッコリースプラウトやかいわれ大根にも健康良い独自の栄養成分が含まれています。

正直3種類ともに栄養面では良い部分があるので、甲乙つけがたいです。

逆にいえば「どれを食べても栄養を摂取できる」といえるので、味の好みや値段の安さで選んで問題ないと思いますよ。