トウモロコシを使って調理する際、粒を外した後の芯は捨てることが多いですよね。
私も最近まで捨てていたのですが、トウモロコシの芯は栄養やうまみがぎっしり詰まっているので、色んな活用方法があります。
またトウモロコシを芯ごと揚げる美味しいレシピを発見したので、紹介したいと思います。
さっそくトウモロコシの芯の活用方法や、食べ方についてまとめていきます。
トウモロコシの芯は、うまみや栄養が豊富!
トウモロコシの芯は煮ても焼いても硬くて噛み切れないので、調理して食べることはできません。
ただ芯を取らずに実と一緒に調理することで、トウモロコシのうまみや芯に含まれる栄養を効率良く摂取できます。
うまみ成分は芯を使うほど沸いて出てきますし、鶏ガラのように本当に美味しいダシにもなるのでおすすめ。
また芯に多く含まれる栄養成分、ビタミンB1・ビタミンB2には
- 炭水化物をエネルギーに変える
- コレステロール値や血圧を下げる
- 利尿作用によるむくみ防止
- 胃腸を整える
といった働きがあるので、美容面・健康面両方で嬉しい効果や効能が期待できます。
食べられないからと芯をすぐに取って捨てるのはやめて、調理に活用していきましょう!
芯の活用方法まとめ!揚げると美味しくなる?
トウモロコシの芯の活用方法は、
- ダシをとる
- 実をつけたまま調理に使う
といった2パターンあります。
芯でダシをとる方法
トウモロコシの芯を水からじっくり煮出せば、甘くて風味豊かなダシがとれます。
ダシを煮物に使えば、カツオだしとはまた違うやさしい味に変身!
煮物が苦手な子供でも食べやすい味になるので、小さなお子さんがいる家庭には特におすすめ。
もちろんダシそのものを味わっても美味しいので、少し塩味をつけてスープで食べるのもありですよ。
実をつけたまま調理に使う方法
実をつけたまま調理に使う場合、おすすめレシピはトウモロコシご飯と揚げトウモロコシです。
トウモロコシご飯の作り方(4人前)
材料
- トウモロコシの芯
- トウモロコシの実(芯からとった分)
- 塩 小さじ1杯
- バター(無塩がおすすめ) 10グラム
材料をご飯の上において炊飯するだけで、うまみたっぷりのトウモロコシご飯が完成!
芯があるのとないのとでは味の深みが全く違いますし、芯をご飯の上において炊くだけなので作り方も簡単です。
トウモロコシご飯が炊きあがれば、芯のダシは搾り取られているので混ぜる前に捨ててしまってOKです。
揚げトウモロコシの作り方
おつまみやおやつにピッタリの揚げトウモロコシは、以下の手順で作ります。
- トウモロコシを食べやすい長さにカットし、さらに芯ごと縦に4等分する
- まんべんなく片栗粉を多めにまぶし、180度の油で2~3分、トウモロコシが反るまで揚げる
- 好みの分量で作ったレンジで溶かしたバター醤油に付け、絡ませて完成
揚げトウモロコシは、じゅわーっと芯からうまみがにじみ出てくるので、食べてうまい・しゃぶってうまいの2段階!
子供ならおやつ代わりに大人ならおつまみに最適な濃い味で、栄養も満点なので欠点が見当たりませんね(^^)/
まとめ
トウモロコシの芯だけでは食べられないものの、芯に含まれるうまみや栄養成分を活用すればトウモロコシレシピの幅が一段と広がります。
おすすめの活用方法は、なんといっても芯ごとトウモロコシを揚げる”揚げトウモロコシ”!
実際、揚げトウモロコシは居酒屋の人気メニューでもあるので、お店の味を家庭で簡単に再現できるのは嬉しいですよね。
美味しく栄養豊富なトウモロコシの芯、捨てずに上手に活用してください♪