サラダやお弁当に彩りを加える野菜として使われるのが、トマトやミニトマトですよね。
生のまま食べられる野菜なので購入後そのまま口に入れてしまいがちですが、調理前に洗うのか、それとも洗わないでいいのか…
もし洗うべきなら、ヘタをつけたままの洗い方も気になるところ。
当記事を読むと、トマトやミニトマトに関する
- 調理前に洗う?洗わない?
- ヘタをつけたままの洗い方は?
こんな疑問を解消できます!
トマト・ミニトマトは調理前に洗う?洗わない?
トマトやミニトマトは手軽に食べられる野菜ですが、収穫後から購入するまで表面が常にむき出しの状態なので、砂やほこりがたくさん付着しています。
また甘くて美味しいトマトを栽培する際、害虫から実を守るために農薬も使用されています。
洗わないで食べると汚れや農薬をそのまま体内に取り入れることになるので、トマト・ミニトマトは調理前に必ず洗いましょう。
冷水で丁寧に洗えば砂やほこりは落とせますし、トマト・ミニトマトに栽培に使われる農薬は水溶性なので、表面に農薬が残ることはほとんどありません。
トマトとミニトマト、洗い方のコツ
トマトやミニトマトの洗い方は簡単で、ヘタを取り除いた後、以下の手順で効率良く洗っていきます。
- ボウルやバケツに水を入れ、洗う分のトマト・ミニトマトを浮かべる
- 溜めた水を使い、表面を指先で優しくなでるように一つずつ丁寧に洗っていく
- 流水で軽くすすいで完了
ミニトマトのヘタは簡単に取れますが、トマトは取れないものが多いですよね…
トマトのヘタが取れない(取りにくい)場合、つけたまま洗った後、包丁を使ってヘタと周りの実を切り落としましょう。
包丁の先端か柄近くの角を使い、ヘタの部分をくるっと円を描くようにくり抜けばきれいに取れます。
ヘタをつけたままの洗い方
ヘタの部分は汚れがたまりやすく、ヘタと実の間の汚れを水洗いで落とし切るのは難しいです。
また洗った後もヘタと実の間が乾きづらいので、雑菌が増える可能性があります。
衛生面を考えるとトマトやミニトマトのヘタは洗う前に取るのが理想ですが、ミニトマトをお弁当に入れる時はヘタ付きの方が見栄えが良く、手づかみで食べられるので便利ですよね!
ヘタをつけたまま洗いたい場合、少し面倒ですがヘタ部分を1枚1枚広げつつ、内側を洗うように意識して指先を使い洗っていくのがコツです。
洗った後すぐに食べない時は、雑菌の繁殖を防ぐため清潔な布やキッチンペーパーを使い、ミニトマトの表面とヘタについた水分を拭き取っておきましょう。
ヘタ付きの状態だとヘタなしで洗う時ほど完璧に汚れは落とせませんが、内側を洗うのと洗わないのとでは、落とせる汚れの量がずいぶん違ってきます。
汚れが落としにくい分、1個ずつより丁寧に洗うことを心がけてくださいね。
まとめ
トマトやミニトマトは調理前に洗うべき野菜で、とくにヘタと実の間は汚れや雑菌が溜まりやすいので、ヘタは取り除いてから洗い始めましょう。
見栄えや利便性からヘタをつけたままにしたい気持ちも分かりますが、梅雨や夏場はとくに食中毒のリスクが高まります。
大袈裟かもしれませんが、健康を第一に考えるならトマトやミニトマトのヘタは取ってから洗ってくださいね。