香り付け程度に少しだけ料理に使うことが多いセロリですが、賞味期限を気にしながら使うより、冷凍して長期間保存できれば便利ですよね!
また冷凍・冷蔵など保存方法別の賞味期限、日持ちさせるコツについても知っておきたいところ。
当記事ではセロリの賞味期限を保存方法別にまとめるとともに、保存後に日持ちさせるコツについてもお伝えします。
セロリの保存方法!冷凍できるの?
スーパーで買ってきた状態のまま野菜室に入れがちなセロリですが、そのままの状態で保存すると傷みが早くなります。
保存前にひと手間加えてから冷蔵庫や冷凍庫に入れるのが、セロリを日持ちさせるコツです。
さっそく常温・冷蔵・冷凍、それぞれ正しい保存方法を紹介します。
常温保存の手順
スーパーでは常温で売られているセロリですが、購入後の常温保存は傷みが早まるのでおすすめしません。
夏以外の季節であれば購入後1,2時間、常温環境に置いておくのは問題ないと思います。
ただ早めに冷蔵庫か冷凍庫に入れた方が美味しい状態を長くキープできるので、セロリの保存方法は冷蔵か冷凍がおすすめです。
冷蔵保存の手順
- セロリを袋から出して、葉と茎に切り分ける
- 葉はジップロックなどの保存袋に入れ、封をして野菜室で保存
- 茎は濡らしたキッチンペーパーで包み軽くラップし、野菜室で根を下にして立てて保存
冷蔵庫で保存すると葉から水分がどんどん出るので、葉と茎を切り分けて保存し、セロリの乾燥を防ぎましょう。
またセロリは縦に長く育つ野菜なので、立てて保存すれば余分なエネルギーを使わずに済み、横向きで保存するより日持ちします。
冷凍保存の手順
- セロリを擦りながらよく洗い、茎と葉っぱに分ける
- 茎は筋を取った後に使いやすいサイズにカットし、沸騰したお湯で30秒ほど茹でる
- 粗熱が取れたら密閉袋に入れ、完全に冷めたら冷凍庫に入れる
- 葉っぱ部分は加熱せずに袋に入れ、冷凍庫で保存
冷凍保存するセロリは解凍後洗わず使えるよう、保存前に丁寧に洗っておきましょう。
また冷凍する前に軽く茹でておけば、後々調理する時にすぐに火が通ります。
解凍後のセロリは水っぽくなり、シャキシャキした食感がなくなるので生食には向きません。
解凍せずに冷凍のままスープに入れたり、炒め物に加えて消費するのがおすすめです。
保存方法別、セロリの賞味期限!日持ちさせるコツは?
保存方法別、セロリの賞味期限がこちら。
- 冷蔵保存 → 保存後1週間
- 冷凍保存 → 保存後1ヶ月
セロリは含まれる水分量75%の、みずみずしさ命の野菜ですが、保存後から日が経つにつれて乾燥し、美味しさが半減します。
冷蔵保存で1週間日持ちしますが、生で美味しいセロリを食べたいなら、1日でも早く食べ切ってください。
保存したセロリを日持ちさせるには、保存前に葉と茎を切り分けるのがポイントで、冷蔵保存の際は茎を濡れたキッチンペーパーで包み、水分の蒸発を防ぎましょう。
ちなみにセロリは冷凍できるし、冷凍保存なら賞味期限は1ヶ月と長いので、余った時やすぐ使わない時は早めに冷凍するのがおすすめです。
まとめ
セロリは水分量が多く保存後の味の劣化が早い野菜なので、冷蔵保存したなら早めに食べ切りたいところ。
ただ冷凍保存すれば1週間だった賞味期限が1ヶ月まで延び、かなり日持ちするようになります。
冷凍保存したセロリは生食はできないものの、
- 解凍せず料理に使える
- 独特なニオイが軽減される
などのメリットがあります。
セロリをすぐ調理に使う予定がない方はもちろん、調理の手間を減らしたい方やセロリが苦手な方にも、セロリの冷凍保存はおすすめですよ!