セロリは茎をメインで調理して食べるイメージがありますが、茎同様、葉っぱも美味しく頂けます。
セロリの葉っぱを食べるのに抵抗ある人からすれば、葉っぱに含まれる栄養や、食べ方も生でいけるのか気になるところ。
当記事ではセロリの葉っぱに含まれる栄養や生で食べれるのか、またおすすめの食べ方も紹介します。
セロリの葉っぱ、生で食べれる?
セロリは下処理の時に茎部分だけ残し、葉っぱは使わず捨ててしまう人も少数ですがいるはず。
葉っぱは茎のようにシャリッとした食感は楽しめませんが、生で食べれるのはもちろん、加熱しても美味しく食べれます。
セロリの葉っぱを生で食べると、
- 繊維っぽくてかたい
- 苦みが少しある
- 香りが茎よりも強い
といった特徴があるので、生食はどちらかといえば、もともとセロリの香りが好きな人にぜひ食べてもらいたい食べ方です。
セロリが苦手な方やお子さんでも加熱して食べると苦み・香りが抑えられるので、茎だけでなく葉っぱも残さず使い切りましょう。
葉っぱは茎より栄養豊富?
セロリの茎にはビタミンCや食物繊維・カリウムなど多くの栄養が含まれていますが、葉っぱには茎の約2倍βカロテンが含まれています。
βカロテンは体内でビタミンAに変わる栄養素で、強い抗酸化作用を持ち、免疫力をアップする効果もあります。
抗酸化作用は老化防止やがん・生活習慣病予防に効果的なので、セロリは茎だけでなく葉っぱもできる限り意識して摂取したいところ。
葉っぱに含まれる栄養成分は熱に強いので、生食ではなく加熱して食べても成分の変化なく頂けます。
加熱して食べるとかさが小さくなるので、セロリが苦手な人・量を食べたい人は生食ではなく加熱して食べるのがおすすめです。
セロリの葉っぱのおすすめの食べ方は?
セロリの葉っぱは香りが強いので、生のままだと合わせられる料理は少ないかもしれません。
ただ加熱して美味しく食べられる料理も多いので、今回は簡単に作れて美味しく頂ける、セロリの葉っぱおすすめの食べ方を2つ紹介していきます。
サラダ
定番の食べ方ですが、サラダは簡単に作れて美味しく頂ける食べ方なので、セロリの茎と葉っぱを一緒に食べる時にもおすすめ。
セロリの茎・葉っぱ以外にレタスやきゅうりなど、冷蔵庫に残っている野菜を詰め込み、残り野菜を大量消費しましょう!
セロリには和風ドレッシングが一番合うと思いますが、サウザンアイランドやシーザードレッシングも一味違った美味しさがありますよ。
セロリのきんぴら
きんぴらもセロリの茎と葉を同時に消費できるレシピなので、無駄なく一本セロリを消費できます。
材料
- セロリ 1本
- 醤油・砂糖・みりん 小さじ2
- 白ごま お好み
- 一味唐辛子 お好み
- ごま油 適量
作り方
- セロリの茎部分は斜めに薄切り、葉っぱの部分は食べやすい大きさにカット
- フライパンにごま油を入れて熱し、1で切ったセロリを軽く炒める
- 醤油、砂糖、みりんを加えて全体になじませるように炒め、水分が飛んだら白ごまと一味唐辛子をお好みで振りかけて完成
きんぴらはサラダと違いセロリの香りがぐっと減るレシピなので、セロリが苦手な人でも食べやすいです。
茎と葉っぱ、両方の栄養を摂取できますし、お子さんがいる家庭だと唐辛子を振りかける前に取り分けられるのも魅力です。
まとめ
セロリの葉っぱは生で食べれるし、加熱しても栄養成分の変化がないので、食べ方のバリエーションも多いです。
セロリの香り・食感を楽しみたいならサラダ、セロリの香りは苦手だけど栄養豊富な料理を食べたい・食べさせてあげたい方はきんぴらがおすすめ。
栄養豊富な葉っぱを使わずに捨ててしまうのはもったいないので、セロリを購入したなら1本丸ごと調理に使いましょう!