ラディッシュはサラダに彩りを加える野菜として少量ずつ使うことが多いため、保存時にどれくらい日持ちするのか気になります。
また普段使う機会が少ないラディッシュだけに保存方法はもちろん、保存方法別の賞味期限も知っておきたいところ。
今回ラディッシュは日持ちする野菜なのか、冷蔵・冷凍別の保存方法・賞味期限をまとめます。
ラディッシュの保存方法【冷蔵・冷凍】
ラディッシュは冬の寒い時期を除き、常温保存はおすすめできません。
また乾燥に弱い野菜ですが、保存の際にひと手間加えるだけで、ぐんと日持ちするようになります。
さっそくラディッシュの保存方法を冷蔵・冷凍別にみていきましょう。
冷蔵庫での保存方法
- ラディッシュを丁寧に洗い、ひげと葉を切り落とす
- 実に軽く湿らせたキッチンペーパーを巻く
- ジップロックなど、密封できるよう容器に入れて保存
- ラディッシュの葉も同様に、キッチンペーパーで巻き、密封容器に入れて保存
保存中の乾燥を防ぐため、軽く湿らせたキッチンペーパーで巻き、密封できる容器や袋に入れてから冷蔵庫に入れるのがポイント。
冷蔵保存する時はラディッシュの実と葉を切り離しておきましょう。
もし切り離さずに同様の保存方法を行うと、水分をもっていかれたり実が成長して劣化が早まります。
ラディッシュを冷蔵保存で日持ちさせるコツは
- パーツごとに分ける
- 乾燥させない
と覚えておきましょう。
冷凍庫での保存方法(葉のみ)
ラディッシュの実には多くの水分が含まれているため、冷凍保存に向きません。
冷凍するとみずみずしさがなくなり食感も悪くなるので、ラディッシュの実は冷蔵庫で保存しましょう。
ラディッシュの葉は以下の手順で冷凍保存できます。
- 丁寧に洗ったラディッシュの葉を、1分ほどサッと下茹でする
- 下茹で後、水気を切った葉を食べやすいサイズに切る
- ジップロックに入れて冷凍保存する
冷凍したラディッシュの葉を調理で使う時は、凍ったまま炒め物やスープに入れてOKです。
また保存前に軽く下茹でしているので、自然解凍するだけでおひたしとして食べられますよ。
⇒ラディッシュは生で食べられる?葉っぱや実の下処理、食べ方は?
ラディッシュは日持ちする?保存方法別の賞味期限!
大根の仲間であるラディッシュは比較的日持ちする野菜で、先程紹介した保存方法を行えば冷蔵保存でも2週間持ちます。
ラディッシュの保存方法別、賞味期限がこちら。
- 冷蔵保存 ⇒ 実:2週間/葉:3日
- 冷蔵保存 ⇒ 1ヶ月
保存後に調理する際、ラディッシュの実や葉っぱから水分が飛びシワシワになったり、しんなりしている状態の時は傷みが進んでいます。
腐ってはいないので食べてお腹を壊すことはないですが、美味しさは半減するので今回紹介した賞味期限を目安に、なるべく早めに食べ切りましょう。
ちなみにラディッシュが腐ってしまい、食べられない状態の時に見られる症状がこちら。
- ぶよぶよになる
- 異臭や変色がある
- カビが生えている
- ぬめりが出ている
これの症状が確認できたラディッシュは、調理せずに処分してください。
まとめ
ラディッシュの保存方法は、
- 実 ⇒ 冷蔵
- 葉 ⇒ 冷蔵、もしくは冷凍
がおすすめで、少しでも日持ちさせるには保存中の乾燥を防ぐことが大切。
保存の際は実と葉を切り分け、冷蔵保存する場合は湿ったキッチンペーパーで包み乾燥対策を行ってから冷蔵庫に入れましょう。
ラディッシュは野菜の中でも日持ちする部類ですが、より美味しく・食感良く食べたなら、なるべく早めに食べ切るようにしてくださいね。