冷蔵庫で保存していたピーマンの中身が茶色や黒に!…こんな経験はありませんか?
私の家庭は毎年夏になると大量のピーマンを親戚から貰うのですが、食べ切る前に中身が茶色・黒に変色するものがいくつかあります。
また変色だけでなく、気づくと実がぶよぶよしてるピーマン達もちらほら…
当記事では、
- 中身が茶色や黒に変色したピーマンは食べても大丈夫?
- 触ってぶよぶよしてるピーマンは食べても大丈夫?
こんな疑問にお答えしていきます!
ピーマンの中身が茶色や黒になる理由
ピーマンを切ると真っ白な種がたくさん詰まっているのが普通ですが、その種が茶色や黒に変色しているとびっくりしますよね。
結論からいえば中身が茶色や黒のピーマンは腐っているわけでないので、食べても大丈夫です。
ピーマンの中身が茶色や黒になる理由として、
- 収穫後からの時間経過が原因で種が劣化
- ピーマンの育ってきた環境による色の変化
などが挙げられ、基本的には栽培環境が原因だったり、ピーマンはヘタや種から傷み始める野菜なので、中身が黒いのは実が腐る前の段階である場合が多いです。
中身を取り除いた後の見た目や触感に問題さえなければ食べれるので、捨ててしまうのはもったいないですよ!
ちなみにピーマンを切る前から中身が黒いもの、そうでないものを見分けるのは難しいです。
もし中身が茶色や黒に変色していたピーマンを発見した場合、同じ袋に入ったものや同じ時期に購入したものから優先して食べ切るようにしてくださいね。
ぶよぶよしてるピーマンは食べても大丈夫?
ぶよぶよしてるピーマンは、食べても大丈夫な場合とそうでない場合があります。
食べても大丈夫なピーマンの状態は以下のとおり。
- 一部分のみが柔らかくなり始めている、劣化初期の状態
- 一部分が外的要因で圧迫され続け、潰れて柔らかくなった状態
- 冷蔵庫での長期保存が原因で、水分が抜けてぶよぶよになった(しおれた)状態
- 冷凍保存したピーマンを解凍した際に、ぶよぶよになった状態
このような場合、見た目にカビや実の変色がなく、ニオイも正常であれば食べても大丈夫です。
味の劣化は激しいですが、加熱調理して食べ切りましょう。(一部分のみぶよぶよしてるピーマンは、柔らかい部分を調理前に取り除く)
反対に食べられないピーマンは、
- 全体が溶けそうなほどぶよぶよしていて表面の変色が目立つ
- ぶよぶよした表面や中身に、カビらしきものが付着している
- 上2つの状態+α、異臭がする
といったように明らかな異変がみられるので、誰が見ても腐っていると判断できます。
基本的にぶよぶよしてるピーマンはよほどのことがない限り食べられる場合が多いですが、明らかにおかしな状態の時は食べるのを諦めて処分しましょう。
まとめ
ピーマンの中身が茶色や黒に変色するのは、劣化が始まった初期の段階なので食べても大丈夫です。
ただ表面がぶよぶよになるなど、切る前に分かる異変を発見した時は注意が必要です。
基本的にピーマンは、以下の順で痛みが激しくなっていきます。
- ヘタや種(中身)の変色
- 表面の光沢が悪くなる
- 表面がしわしわになり、しぼんでくる
- 触るとすぐ分かるほど、全体がぶよぶよになる
- 悪臭が出て、溶け始める
4以上が処分すべきをピーマンの基準なので、「このピーマン、傷んでいるみたいだけど食べれるの?」と迷っている方は参考にして下さい。