オクラは種ごと食べる野菜ですが、種が消化されないというのは本当なのでしょうか?

もし種が本当に消化されないなら、いつも通りに食べて大丈夫か不安になりますよね。

また食物繊維が豊富で便秘解消に効果的といわれているオクラですが、食べ過ぎると逆に便秘になってしまう恐れも…

当記事ではオクラの種が消化されない理由と、食べ過ぎると便秘になる理由についてまとめていきます。

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オクラの種は消化されない?

オクラの種が消化されないのは本当の話で、私達が食べたオクラの種は消化されず、便でそのまま排出されます。

ただ消化されていないだけで、オクラの種が身体に悪い影響を及ぼすことはありません。

 

そもそもオクラに限らず野菜や果実の種子は、そのほとんどが体内で消化されません。

便に種が含まれているのに気づかないのは、咀嚼により種が小さくかみ砕かれているからです。

 

「オクラの種は消化されない」とよく聞くのは、大きくて白い種を大量に食べるので、他の野菜や果物の種に比べて発見されやすいため。

種の大きさや色、食べる量が原因で、便に混ざっているところを発見されやすいのです。

 

野菜・果物の種が消化されない理由

野菜や果物の種が消化されないのは、植物が新たな地で根付くために進化した結果です。

動物が野菜や果物を食べて移動し、遠く離れた場所で糞をすれば、植物の繁殖範囲が広がりますよね。

 

種が消化されないのは植物が生き残っていくための知恵なので、“消化されない=体に悪い影響がある”とはいえません。

どうしても気になるなら、よく噛んで食べると便で排出された種も目立たなくなりますよ!

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オクラを食べ過ぎると便秘になる?

食物繊維が豊富で便秘解消に役立つ野菜として知られるオクラですが、食べ過ぎで便秘になる恐れがあるのは事実です。

その理由は、オクラに含まれる食物繊維の種類が“不溶性食物繊維”に偏っているためです。

 

食物繊維は水に溶ける“水溶性食物繊維”と、水に溶けない“不溶性食物繊維”の2種類あり、それぞれ働きが異なります。

  • 水溶性食物繊維 ⇒ 便に水分を与え、柔らかくする。水に溶けてゲル化することでスムーズな排便を促す
  • 不溶性食物繊維 ⇒ 腸内の水分を吸収して膨れ上がり、便のかさを増す。かさを増した便が腸壁を刺激し、排便を促す

 

便秘解消に効果的な食物繊維のバランスは、水溶性・不溶性それぞれ1:2ですが、オクラを食べ過ぎると食物繊維摂取量のバランスが不溶性に偏ります。

そうなると不溶性食物繊維の作用で便のかさは増すのものの、

  • 便秘体質の方は腸の働きが鈍いので、腸壁が刺激されても便意が起こりにくい
  • 便意がきても便が固くて排出できない

といった状況に陥って便秘になったり、便秘が悪化したりするのです。

 

オクラの食べ過ぎが原因の便秘を防ぐ方法

食べ過ぎると便秘になる(便秘が悪化する)可能性のあるオクラですが、不溶性食物繊維が豊富なのは確かです。

食べ方を間違えなければ便秘解消効果が期待できるので、便秘気味の方がオクラを食べる時は、以下の食べ方を心がけましょう。

  • オクラだけを食べ過ぎないようにする
  • 水溶性食物繊維を豊富に含む食材も一緒に食べる

 

オクラは1日の適量が定められた野菜ではないですが、便秘解消目的で食べるなら1日5本までで十分です。

また水溶性食物繊維は海藻類やバナナとリンゴなど果物類に多く含まれています。

 

例えば、

  • おくらとわかめの味噌汁
  • オクラを食べたら、デザートにリンゴやバナナを食べる

といったように食べ方を少し工夫するだけで、バランスよく2種類の食物繊維を摂取できます。

少し意識するだけでオクラの便秘解消効果をより高められるので、普段から便秘気味の人はオクラの食べ方にも気をつかってくださいね。

 

まとめ

オクラの種が消化されないのは本当ですが、種が便に含まれて排出されるだけで、身体に害はありません。

またオクラだけを食べ過ぎると便秘になったり悪化する可能性があるので、便秘体質の方は食べ方を意識しておきたいところ。

オクラに含まれる不溶性食物繊維と海藻類や果物に含まれる水溶性食物繊維をバランス良く摂取し、便秘解消を目指しましょう!

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