春になるとよく見かけるイタドリは高知県民が好んで食べる山菜ですが、馴染みがない人も多いはず。

知名度の低さがもったいないほどシャリっとした食感が癖になる美味しい山菜ですが、「独特の酸味が苦手」「保存方法が分からない」なんて人はいませんか?

またイタドリは含まれる成分が原因で、生食が危険な場合も…

当記事は山菜・イタドリをよく知らない人に向け、保存方法や生食の危険性、酸味の抜き方についてまとめいきます。

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山菜・イタドリの保存方法

採ってきたイタドリをすぐに下処理しない場合、袋に入れる・新聞紙に包むなどして、野菜室で一時的に保存できます。

ただ時間の経過とともに外の皮が硬くなるので、保存後24時間以内に下処理を行うか調理して食べることをおすすめします。

生のイタドリは全然日持ちしませんが、ゆがく・塩漬けするといった下処理を行った後に保存すれば、生の状態の何倍も日持ちするようになります。

 

イタドリの下処理と保存方法【ゆがく場合】

イタドリはアクが強い山菜なので食べる前にアク抜きが必要ですし、皮は食べられないので調理前にむいておきます。

 

イタドリは食感の良い山菜なので、ゆがく時間を短めにしておくのがポイント。

皮むきはゆがいた後とゆでる前、どちらでも大丈夫です。

 

ゆがいたイタドリの保存方法と賞味期限は以下のとおり。

  • 保存方法 → 保存容器にイタドリを入れ、全体を水に浸して冷蔵庫で保存
  • 賞味期限 → 最長1週間

 

2,3日保存すると、さらにアクが抜けて食べやすくなりますが、水は毎日入れ替えて清潔を保っておきましょう。

 

イタドリの下処理と保存方法【塩漬けする場合】

塩漬けはアク抜きも兼ねていますし、塩漬け後のイタドリは長期保存が可能です。

塩漬け手順と保存方法は以下のとおり。

  1. 根元から上に向かって全ての皮を剥ぐ(剥きづらければピーラーも可)
  2. タッパーに入る大きさにイタドリを切り、タッパー内でしっかり塩をまぶす ※塩に埋める必要はないですが、塩の量はケチらず全体にたっぷりまぶします
  3. 半日常温で放置し、出た水を捨てる
  4. もう一度塩をたっぷりまぶし、タッパーの蓋をして冷凍庫へ保存

 

塩漬けはゆがいた場合と違い、繊維がしっかりと残っているのでイタドリのシャリっとした食感も楽しめます♪

冷凍した塩漬けイタドリは約1年日持ちするので、1週間以上保存したい時はゆがかず塩漬けにしましょう。

 

また調理する際の塩抜きは、大きめのボールに水を張ってイタドリを入れ、2~3時間おきに水を入れ替えれば約半日で完了します。

塩が抜けたかは少しかじると分かるので、確かめながら時間を調整してください。

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イタドリを生で食べるのは危険!

「昔の人は道端に生えているイタドリを、おやつ代わりにかじっていた」なんて話もありますが、イタドリの生食は危険です。

生のイタドリにはシュウ酸が多量に含まれており、シュウ酸の過剰摂取は尿管結石のリスクを高めます。

尿管結石は命に係わる病気ではないものの、出産同等の痛みを伴う辛い病気として知られています。

イタドリの生食で尿路結石になるのは誰だって嫌なので、生で食べるのは諦め、ちゃんとアク抜きしてシュウ酸を取り除いてから食べましょう。

 

ちなみに、もしイタドリを生食した後に当記事を読んだ場合、気休め程度ですがカルシウムの摂取量を増やすことで体内のシュウ酸が処理されやすくなります。

カルシウムは乳製品や魚介類に多く含まれるので、牛乳を飲んだり煮干しを食べてシュウ酸の処理効率を高めてあげましょう。

 

イタドリの酸味、簡単な抜き方は?

イタドリは独特な酸味があり、これが美味しいという人も多いですが、苦手な人がいるのも事実です。

酸味の抜き方は簡単で、下処理の際に塩漬けを選べば完了!

ゆがいた場合は酸味が少し残るのですが、塩漬けすると酸味を感じることはほとんどありません。

 

酸味があると合う料理も限られてきますが、酸味が抜けたイタドリなら煮物や炒め物など、色んな料理にも合う山菜に変わります。

下処理の段階で酸味が苦手な人は塩漬け、酸味が好きな人はゆがく方法を選ぶようにしましょう。

 

まとめ

イタドリはすぐに下処理すべき山菜で、保存期間や味の好みによってゆがく・塩漬け、どちらかの下処理を選びます。

生で食べる行為はシュウ酸の過剰摂取に繋がり、激痛を伴う病気の原因になるので絶対にやめてください。

イタドリはどこにでも生える生命力・繁殖力が凄まじい山菜なので、旬である春の時期は都会でも見つけられます。

美味しさにハマった方は、春は散歩がてらイタドリ探しするのも面白いと思いますよ!

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