ブロッコリースプラウトは高い抗酸化作用が注目されている野菜ですが、どれくらい日持ちするのか、賞味期限が気になりますよね。
もし賞味期限が短いなら、少しでも長く日持ちさせるため適切な保存方法を知っておきたいところ。
ブロッコリースプラウトは見た目が豆苗に似ているので、再生栽培できるのか気になる方も多いのではないでしょうか?
当記事を読めばブロッコリースプラウトの賞味期限と保存方法、再生栽培の有無について分かりますよ!
ブロッコリースプラウトの賞味期限は?
ブロッコリースプラウトは保存環境次第で賞味期限が大きく変わるので、明確な期限を決めるのは難しいですが、傷んでいない限りは食べられます。
傷んでいるブロッコリースプラウトの見分け方は、
- しおれてないか
- 袋を開けた時の臭いがツンとしてないか
- ぬめりが出たり、溶けだしたりしていないか
の3つで、適切な保存方法で野菜室に入れておけば購入後、最長1週間は日持ちします。
ただブロッコリースプラウトに含まれる抗酸化作用のある成分「スルフォラファン」は収穫2,3日後から、どんどん減少していきます。
安全面はもちろん健康面も考慮すれば、早く食べるに越したことはないと覚えておきましょう。
ブロッコリースプラウトの保存方法
ブロッコリースプラウト保存方法は、1週間以内に食べ切れるなら冷蔵、1週間以上保管するなら冷凍がおすすめです。
冷蔵保存の手順
野菜室での保存がおすすめで、2,3日で食べ切れるならパックのまま冷蔵庫に入れるだけでOK。
根っこを切り落とすと劣化が早まるので、少量ずつ食べる場合は根元を割くようにして、必要な分だけを取りましょう。
4日以上保存する場合、乾燥を防ぐためパックに根元が浸かる程度の水を入れ、ラップをして立てて保存します。
この時、水の入れ過ぎると劣化が早まるので、茎が水に浸からない注意してください。
冷凍保存の手順
冷凍保存はブロッコリースプラウトの味・品質が劣化しやすくなるので、おすすめはできません。
あくまで保存方法の最終手段として紹介するので、どうしても長期保存しないといけない場合だけ参考にして下さい。
- 水を張ったボウルにブロッコリースプラウトを入れ、揺すりながらきれいに洗う
- 洗い終わったらキッチンペーパーの上に置き、根元を切り離す
- キッチンペーパーで残っている水分を、きちんと拭き取る
- フリーザ・パックに入れて冷凍庫に保存
冷凍したブロッコリースプラウトは最長1ヶ月は日持ちしますが、解凍すると多量の水分が出るので、サラダなど生食には適していません。
解凍時に出る水分に栄養が多く含まれているので、冷凍したブロッコリースプラウトを食べる際はスムージーやスープなど、冷凍状態のまま使用できる調理方法を選びましょう。
ブロッコリースプラウトは再生栽培できる?家で育てる方法
ブロッコリースプラウトは再生栽培できる豆苗と似ているため、切り離した根っこ部分を日向におくと再び成長してくれそうな気がしますが…
残念ながら再生栽培できないので、切り離した後の根っこ部分はただのゴミです。
早く処分しないと傷んでカビが生えたり、異臭は放ったりするので気をつけてください。
ただ再生栽培こそできないものの、ブロッコリースプラウトは種をホームセンターなどで購入して自宅で栽培できます。
種さえあれば誰でも栽培できるブロッコリースプラウトは夏なら2週間、冬なら3週間で収穫できます。
収穫後はすぐに食べた方が良いので、動画で栽培されている半分程度の量を時期をずらして育てていきましょう。
自分で栽培すれば、300円前後の値段でスーパーで売っている5倍程のブロッコリースプラウトが育つので、経済的にも大きなメリットがありますよ♪
まとめ
ブロッコリースプラウト、保存方法別の賞味期限は
- 冷蔵 ⇒ 最長1週間
- 冷凍 ⇒ 最長1ヶ月
ですが、冷凍保存は劣化が激しいのでおすすめしません。
またブロッコリースプラウトは再生栽培できないものの、種から簡単に育てられるので、少しでも安く・多く収穫したい方は自家栽培がおすすめ。
ブロッコリースプラウトは色んな料理と相性が良い野菜なので、賞味期限に気をつけてたくさんストックしておきましょう!